2020年04月16日

第1稿 逆撃シリーズで水戸黄門最強の敵・鉄羅漢玄竜を勝たせてみよう

四緑文鳥の熱き希望↓↓↓

逆撃・『水戸黄門第5部』
歴史ものを得意とする作家・御厨太郎が、ついにドラマの世界に踏み込んだ!
数々の史実を変える戦いを経験した戦場の巧者が、ついにあの「おせっかい集団」の抹殺に挑む!!


「逆撃シリーズ」とは、作家の柘植久慶さんの人気シリーズです。

主人公・御厨太郎が、取材旅行先で出会った美人女子大生・扇谷早苗とうまい具合にあーなってこーなるとタイムトラベルして、歴史舞台の登場人物になるという設定の物語です。

関ケ原を皮切りに川中島、三方が原などの戦国時代や、鎌倉・室町時代にさかのぼることもありますが、さらには三国志の中国、近代や古代のヨーロッパまで、何度も何度も早苗さんとタイムトラベルを試みて旅を重ねていく 羨ましいかぎりの ロマンあふれる展開です。


私の羨望はさておき、この逆撃シリーズは「もしあの時、○○が○○していたら」という歴史の無念への挑戦がテーマです。

御厨は歴史ものを得意とする作家であり、軍事やマネジメント術にも精通しているため、「すでに知っている過去の知識」を思いのままに駆使して、歴史の大逆転を成し遂げようとします。


大変面白い作品だったのですっかり気に入った私の頭の中で、「これを、ドラマに対して試みたらどうか?」という妄想が膨らみました。

戦いを描いたドラマで、悪役を勝たせたいと思う展開は多い。

たとえば『ヤッターマン』などは、私は毎週ドロンボー一味を応援していました。

「あと少しで勝てたのに!」と、何度悔しい思いをしたかは数え切れません。

柘植さんは外国で傭兵にスカウトされ、軍組織の中で鍛え上げられた実戦の経験を持ちます。
逆撃シリーズをリアルに描いていくには、こういったことが大いに役立ったはず。

私は是非、水戸黄門第5部を舞台に、御厨の活躍を描いてほしい。


水戸黄門DVD-BOX 第五部


水戸黄門第5部では「最強の敵・鉄羅漢玄竜」が、まるで作品を間違えているのではないかと思うほど、容赦なく「水戸黄門的定番の展開」をつぶしで老公一行を攻め立て、あわや爆殺に成功か!? というところまで追い詰めました。

(詳しくは『水戸黄門史上、最も空気の読めなかった男とは?(1)』参照)



玄竜が敗れた最大の原因は、やはり『戦力の分散』でしょう。

水戸老公一行に仕掛けた罠を、風車の弥七が解除できないよう、彼の足止めを万全なものにした作戦は見事なものでした。

後年、海南大付属高校との対戦における一番の勝負どころとなったシーンで安西監督がとった、イチかバチかの作戦に酷似していますが、おそらく安西監督は水戸黄門のファンで、特にこの第5部は拳を握りしめて夢中で鑑賞していた可能性が高い。
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神奈川最強の海南大付属を束ねる3年生のキャプテンは、「神奈川ナンバーワンプレイヤー」の座を不動のものとしている牧伸一です。

司令塔の牧を全員で押さえにかかるのは妥当な作戦ですが、海南には3Pシューターとして名高い2年生の神宗一郎がいます。

スラムダンク SLAMDUNK 井上雄彦 集英社 カードダス BANDAI 18 神宗一郎


彼をフリーにして遊撃的ポジションを与えたままにしては、いくら牧を止められたとしても、パスを受けた神が次々に加点してしまう。

残り10分の局面にもかかわらず、抜群のスタミナを持つ桜木花道を牧へのマークから外し、神封じ(←字面がスゴイ)に回すことは必須事項だったのです。


posted by 四緑文鳥 at 11:40| Comment(0) | 妥当!水戸のおせっかいジジイ | 更新情報をチェックする
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