2019年12月20日

ウルトラ戦闘の効率(4)

さて、株式会社M78で働くウルトラ一族が繰り出すフィニッシュブローの話に入っていきます。

彼らの中には物理攻撃を使うスタッフもいますが、やはり光線によってトドメを刺すのが主流です。

しかし、柳田理科雄さんの「空想科学読本」で詳しく解説されているとおり、ウルトラのスタッフが使う“光線”というのは光そのものではなさそうです。

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何かの物体が光を反射しているだけという説は否定しがたい。

おそらくスペシウム光線なども、手から出している物体が光を反射しているとするなら、彼らが3分程度しか活動できない理由と思しき地球の環境汚染のひとつ「大気汚染」の影響で、彼らの飛び道具が『光線』と表現されているのではないだろうか。

じゃあ宇宙空間なら、彼らの『光線』は光って見えないのか?

いや、そんなことはない。確かに光が走っているのだ。
やはり光線か?

でもやっぱり怪しい。

ウルトラセブンが、ゴドラ星人の巣窟となったマックス号を、エメリウム光線で破壊するシーンがあります。


マックス号応答せよ


このとき彼は、マックス号に取り残された二人の隊員(ソガとアマギ)を救い出し、自分の身体に結び付けたロープで牽引します。

ウルトラ警備隊の制服は、あの薄さで宇宙服の機能を有することを初めて知りました。
ヘルメットのゴーグルを下ろしただけで、宇宙空間での生存が可能になる。

適当な位置まで離れたセブンはおもむろに反転し、ゴドラたちに乗っ取られたマックス号に向けエメリウム光線を発射し、爆破に成功します。


ここで湧く疑問ですが……
爆発の影響を避けるために相当な距離をおいたとはいえ、光線にしては到達までの時間が長すぎる。

肉眼で充分に見える程度ですから、いくら間に視界を遮るものが無いとはいえ、数キロ程度と考えられる。
どうひいき目に見ても、10キロから20キロがいいところ。

ピンチになることで定評のあるアマギ隊員の視力が、たとえ来日直後のサンコンさん並みに良かったとしても…

“超自然人”サンコンの「視力6.0」が見たニッポン (女性自身whoブックス)



マックス号が、ジャパネットたかたで紹介しているクルーズ船並みにデカくても…


そしてその中でゴドラたちがジャグジーに浸かったり、シルクドソレイユに拍手喝采していても…

出来たてのカマンベールチーズをたっぷり使ったイタリアの本格ピッツァに舌鼓を打っていても…(もういい)

…肉眼で視認できる距離ぐらい、光ならば発射した瞬間に目標に到達するはずです。

このことから、ウルトラマンたちが使う光線技とは、リーチの長い強烈な『打撃』であることが想定されます。
posted by 四緑文鳥 at 21:30| Comment(0) | ウルトラ戦闘の効率 | 更新情報をチェックする
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