2019年07月02日

(9)長い物に巻かれたせいで過重労働に…

限られた経営資源を、いつ、どこに、どんな風に投入すれば最良の結果が得られるか?

これはウルトラマンの戦いにおいても同じことが言えます。

彼は『株式会社M78』の地球支店長として現地の経営を任されていますので、資本効率においても責任を負わされていると考えてよい。

各種の能力値は、M78の過去の実績から最適とされる基準が示されているのでそれを使ったが、その本社推奨設定が、地球では異常にエネルギーを消耗することが変身してから発覚した。

たぶん第1話だったと思いますが、戦いの最中カラータイマーが点滅したときにアラシ隊員か誰かが「慌てているようですね」と話しているので、実際にウルトラマンは消耗の早さに驚いたのでしょう。

ウルトラ作戦第一号


ここで、実践に応じた適切な形にするため、M78の推奨する基準に手を加えることもできたと思いますが、彼は本社の指定を優先した。

幸いにも部下が居なかったので地球支店はブラックのそしりを受けることは無く、その分支店長の彼に大きな負担がかかるのですが

「まあ、プロジェクトの立ち上げだし、実務はこんなものだろう」

と割り切ったあたり、まあまあの企業戦士ではないでしょうか。
第1幕:会計事務所からやってきた、会計を知らないスペシャリスト
第4幕:オールマイティなスペシャリスト
開拓者ゆえの自負心からか、彼が自発的に本社へ助力を求めたことは無く、その初期担当者の空気感が続いた新マンに至るまでは、やたらと本社に泣きつく支店長は出ていません。

本社側も、新規開拓の望みが半々ぐらいの頃には、進んで火中の栗を拾おうとする人間はいないもので、現場がどんなに困っていても、積極的に肩入れして助けようとはしないものです。

もし現場から助けを求められようものなら、厄介払いするためにまず「状況がわからんからもっと詳しく報告しろ」といい、報告したらしたで、その報告資料の「てにをは」にダメだしするフェーズで時間稼ぎするなどは常套手段です。

そして、現地経営が軌道に乗って成果が出始めると、「視察」と称してヒマつぶしの出張(観光旅行)ルートに入れたり、知ったかぶりして運営に口を出したりする輩が実に多い。

『うるせえ、雑音! 邪魔だ!』

ウルトラマンは思ったことでしょう。

そう、ウルトラマンはそう思った。

きっと、ウルトラマンはそう思ったに違いない。

いや、ウルトラマンの頃はまだそうじゃなかったか(チッ)
posted by 四緑文鳥 at 19:10| Comment(0) | ウルトラ能力の考察 | 更新情報をチェックする
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