2020年04月19日

第3稿 デキる玄竜は「導火線計算法」で部下を動かす!


<簡単な説明>

水戸黄門のシリーズ史上最強の呼び名の高い「鉄羅漢玄竜」は、第5部に登場します。

玄竜は助さん格さんと互角に戦うだけでなく、忍者なので弥七とも平気で渡り合う
組織的戦法を用い、最後の大作戦では弥七から戦意を奪ったほどのツワモノです。

(この第5部のことをもう少し詳しく知りたい方は「水戸黄門史上、最も空気の読めなかった男とは?(1)」をご覧ください)

・・が、惜しい! もうちょっとだったのに・・

柘植久慶さんの人気作『逆撃シリーズ』の御厨太郎なら、玄竜に味方して水戸老公一行の牙城を崩せるのではなかろうか?

これは、そんな空想から生まれた随筆です。ここから読んだ方は是非初回からご覧ください。

第1稿 逆撃シリーズで水戸黄門最強の敵・鉄羅漢玄竜を勝たせてみよう: データベースのトリセツ(絶対的番外編)


劇中では省略されていますが、おそらく最後の「老公爆殺作戦」の最大の障壁・弥七の足取りを探る玄竜一味の努力は、けた外れなものだったと推測されます。

というのは、閉じ込めた老公たちの場所から、かなり離れた地点を弥七との戦場にできていることから推測できます。

爆薬を仕掛けた場所に弥七を行かせないことが唯一の狙いなので、もし仮に玄竜が弥七に敗れても、弥七が老公を助けられなければ目的は達成される。


数学の計算回避のしかた (発見的教授法による数学シリーズ別巻2)


実際の戦いでは引き分けに終わります。

激しいバトルで時間を稼いだ玄竜が、頃はよしと逃亡に入り弥七を置き去りにした後、残された弥七は老公の元へ急ぐが、すぐさま彼方に大きな爆煙が上がる。

距離は数百メートルから1キロくらいはあったでしょう。
とにかく、走ってすぐさまたどり着けるような近場ではない。

かなり大きな爆発だったので、火薬も相当量だったことがうかがえます。

ということは、導火線に着火した部下が、安全な場所に避難する時間も必要だったでしょう。

また、近くに老公の味方がいた場合、消火に駆け付けてくる可能性も考えられるので、それを見張る必要もあります。

つまり、着火後すぐにトンズラすることはできず、しばらくは現場に残って様子を見守ってから退散、ということになるはずです。

ゆえに、導火線はそこそこ長かったはず。
そして、玄竜は着火から何分で爆破するかも、充分に検証を重ねているはずです。

着火の時刻も入念に部下と打ち合わせる。
現代ならインカムで確認が取れますが、当時は全て周到な計画と鍛錬、そして信頼が決め手となります。

弥七が全力疾走しても消火が間に合わない時間まで、頭の中で時間計算しつつ、彼とサシで死闘する役目を自らが担ったわけです。

結果を出し続けるチームリーダーの仕事術


つくづく凄い奴です。

玄竜が勇気と度胸と使命感、そして緻密な頭脳と優れた体術を兼ね備えた、まさに『最強の敵』だったことは間違いないでしょう。
posted by 四緑文鳥 at 07:36| Comment(0) | 妥当!水戸のおせっかいジジイ | 更新情報をチェックする