2019年09月20日

9.【心得】出来レースの会議に出たら、正しいことを言ってはならない

何かというと兄弟や父母に助けてもらえる78星組に対し、前回述べたように、レオは星を滅ぼされた王族父の会社を乗っ取られた跡継ぎであり、父母はもとより、自分を引き立ててくれた家臣や民衆従業員たちの無念を背負っている苦労人です。

そんなレオが、何もかも初めてで慣れない中、必死に頑張っている。
それも、株式会社M78の事業に取り組んでいるわけです。

もう少し思いやりを持てよ
というか、こんな批判してる暇があるなら助けに行け!

レオ批判全景.PNG


ていうかセブン!
セブン!

お前見てたろそばで
レオに無茶なしごきをしてたろ。そのへんしゃべってやれよ!

それから、あのしごき、そんなに意味なかったと思うぞ。
実戦の動きとほとんどカブってもいなかったじゃないか。

ピントずれてたぞ、セブン。

ピンズレセブン.PNG

しかし、この「兄弟によるレオの吊し上げ大会」の場でセブンが口を開かない理由も何となくわかります。

多数派が否定しようとしている大波の中に、正論は無力です。

「いや、本当はレオはこうなのだ」

とか

「この時には、こういうこともやっている」

など、どんなに実例を挙げてレオの正当性を主張しても、そもそもそんな話を聞くための場ではない以上、その努力に意味はありません。

やるかたないセブンの気持ちを慮って、私も少しだけ力になれればと思います。
posted by 四緑文鳥 at 05:29| 新人レオを弁護してみよう | 更新情報をチェックする

2019年09月19日

8.場末の町工場と、星明子に出会わなかった花形満(?)

レオは、父が経営するL77がマグマ星人の敵対的買収を受けるまでは、跡継ぎ候補の筆頭でした。

おそらくは気の優しい中小企業経営者だった父は当初、乗っ取りに対して敢然と抵抗したことでしょう。

しかし、カネにものを言わせたボンボンのマグマ星人は、きっと中学生の時にはすでに、ハデ目のお姉さんを3人ぐらい侍らせてジャガーを運転し、似つかわしくない下町の町工場の真ん前にこれ見よがしに停め、立ちはだかるレオの父を小馬鹿にしたように見下したことでしょう。

追い返そうとすると、用心棒のギラス兄弟(レッドギラスとブラックギラス)が軽トラの荷台から降りて父を囲み、時には暴力に訴え、さらには夜討ち朝駆けの嫌がらせで近隣に迷惑をかけ、すべてはL77に固執するレオの父がいるせいだと強く印象付けてしまう。

セブンが死ぬ時!東京は沈没する!

そんな父の姿を、レオは健気に支えようとしますが、父譲りの気の優しさが災いし、風来坊の次男アストラとのコンビでは到底太刀打ちできません。

(マグマ星人ぐらいの資金力があれば)

父子はそう思ったことでしょう。

お金さえあれば、ハンセンとブロディとかライトとバナザードみたいな人材を雇って、ギラス兄弟を蹴散らすことができるのに…。

スタン・ハンセン ブルーザー・ブロディ編―プロレススーパースター列伝 (別冊エースファイブコミックス)


Tony Bernazard - 1983 Topps - 来日外国人(南海/福岡ダイエー) トニー・バナザード

何度も父をかばって殴られるレオ。
息子への暴力に激昂してとびかかり、一層激しく殴る蹴るの憂き目にあう父。

レオがのちに自らの体術に鍛錬に鍛錬を重ねるようになったルーツは、おそらくここにあるのでしょう。

原体験が『怒り』そして『大事な人を守りたい』
最強のモチベーションではないですか。

しかしこの時点では何せ経営が危うい中ですからとにかく資金繰りが厳しく、お金のかかる助っ人など雇えるわけがない。

頭の中は買掛金の支払いのことでいっぱいです。
あと、10月最初の取引税率の振り分けのこともあり、気を使うことがあり過ぎて大変なのです。

ずるがしこいマグマ星人は、レオの父をさんざん暴力的に苦しめた挙句、最後は金で釣ります。

「ここにハンコさえもらえれば、もう集金人は来ないよ。怖い思いしなくてよくなるよ」

「朝から晩まで働いても火の車の工場を息子さんに譲っても、息子さんは幸せになりませんよ」

「そんなことない! 父さんの工場は僕が守るんだ!」

マグマ一味に叫び返す息子レオの、殴られて傷だらけの顔。

レッドギラスに蹴り倒され、積まれたパレットの前に転がったレオが追い打ち
にスタンピングされながらも「父さん! 僕はきっと…!」と呻く様子を見て、とうとう父は観念し、マグマ星人の要求を受け入れました。

父は会社を手放し、レオは会社に籍はあるというものの、実質的には居場所を失いました。

アストラはスマホをいじりながら二人の話を平然と聞き、話が終わるとそのまま外出し、泊まりを繰り返すいつもの生活スタイルを続けました。

仕事一筋で世慣れていない初老の父の再就職は難しく、これまでに輪をかけて生活は苦しくなりました。

M78地球支店のアウトソース話は、そんな中で起こったことです。

マグマ星人は、M78との取引には魅力を感じましたが、僻地での事業は嫌い・・・というか、キャピタルゲイン以外のことは眼中にない。

結局のところ、レオに丸ごと押し付けたわけです。
posted by 四緑文鳥 at 21:50| 新人レオを弁護してみよう | 更新情報をチェックする

2019年09月17日

7.部外者ですが個人なので、会社名で呼ぶのやめてください

次に⑤です。

レオ批判5.PNG

『レオ族』なる言い回しが用いられている。

吸収合併されて加わった会社の人たちを、十把一絡げに「○○(旧社名)の人」と表現し、個人のキャラクターよりも「○○から来た人」として、時に性格特性まで固定化されて、あたかも人種間の隔たりのようにステレオタイプされることがあります。

兄さんたちは全員、M78星雲の出身。
レオはL77星という、グループ外企業の社員ですから、こういう“レオ族”みたいな単語が出てくるとつい邪推してしまいます。

内輪同士の会話の中では「だからレオ族は××なんだよなぁ」みたいに、日ごろから一段下に見ている雰囲気が濃厚ではないですか。

たしかに、現在のL77星は敵対的買収を行ったマグマ星人が握っていて、社名で十把一絡げすると、ボンボンのマグマ星人とその一味が含まれてしまいますから、そう考えると“レオ族”という言い方は、レオに対する好意が見て取れるかもしれません。

また、『レオ族』という言葉を使っているので、レオ以外のL77出身の社員が他にもいて、レオ同様に気が優しいことを示しています。

ちなみに、ここにアストラは含まれていたのでしょうか?

気の優しいレオ族でありながら、実の兄の苦労を共に支えない弟・アストラのことは、どうもあまり良く思っていないことが、後にウルトラキーが盗まれたときの嫌疑の掛け方と問答無用の制裁に表れていますが、ここでは本題とずれるので割愛しましょう。

とにかく、レオに対する外様感が強いということが、この欠席裁判のような会議から浮き彫りになってくるわけですね。
posted by 四緑文鳥 at 04:29| 新人レオを弁護してみよう | 更新情報をチェックする