2020年12月31日

本編リニューアルその後

【データベースのトリセツ(本編)】リニューアル後、アクセス数が跳ね上がりました。
http://dbmschool.net/

以前は「データベースをどう使うか」という事柄を前面に出していたせいだと思いますが、関わり方がイメージできないサイトでしたが、「職場の人間関係」の問題に変えるとやはり反応が違います。

データベースと職場の人間関係がどうつながるのか? という疑問はあるかもしれませんが、職場内のデータベースはそのほとんどが人の行動記録やステータスを表すものなので、その気になれば、データベースにつながらない人間関係を探すほうが困難です。

働きと業績
業績と評価
評価と出世
出世と給与
給与とやりがい
やりがいと仕事
仕事と人生

社内のデータベースのどこを切り取っても、これらの問題に突き当たることができます。
そして、これらの問題に突き当たるとき、大抵は上下関係が絡んできます。

部下との関係をこじらせると、人格や性格を直そうとしがちですが、その解決法は実に困難。
でも、解決のための要素は「人となり」だけでしょうか。

働きの行動記録が山のようにあるのが社内の実態ですから、こじれた部下との関係改善や悪化防止を狙って、データベースの観点からアプローチする方法があるはずです。

そこを見ていきましょう。

【データベースのトリセツ(本編)】は、こちらよりどうぞ
http://dbmschool.net/
posted by 四緑文鳥 at 00:00| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月17日

軍師じゃなきゃ意味がない(17)〜柘植久慶【逆撃】シリーズから『武田家3部作』

前回の最後が宣伝みたいになってしまいましたので、話を戻しましょう。
山本勘助、そして彼とタッグを組んでいる長坂長閑の扱いです。

放っておいても勘助はこの川中島の合戦で散ってしまう存在です。
自らの失態の責任をとるべく戦闘の最前線へ赴いて戦死するのが、歴史に残る山本勘助の末路ですから。

後方で営業さんたちを「あいつらは数字がまともに読めない」とか言って、バカにしている管理部門がミスしたら、この勘助のように、失態の責任を取らせるため営業最前線に立たせるのも面白いかもしれません。

管理部門が椅子に座り、落ち着いた状況で作った通達書類を、現場が同じように座って読める保証はない。

イスが温まる余裕も無く立ち上がるまでのわずかな時間で、他の作業に埋もれた小難しく長ったらしい通達書類が、いかに現場の空気を読まないKY爆発でノーセンスな代物に映るか、管理部門はわからない(というか知ろうともしない)。

奇をてらった作戦も、せんじ詰めれば物資調達や人員の集合、隊列準備や移動といった実務によって成り立っている。

慣れない実務をさせられた場合に練度が下がるのは当然のことで、あちこちに齟齬が起きてもおかしくない。

そしてこれも当然だが、部下の齟齬が増えれば、それをカバーする指揮官にも、よほどの負担がかかる。
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2019年11月16日

新人支店長を弁護する(39)

『実は弱いゾフィーまとめ』
今回もまた、説明回になりそう…

ゾフィーはしみったれ(その4)

人数分用意された握り寿司を食べ終わった職員たちは、用がなくても庁舎内にとどまって、ただ来年度予算が内示される時を待ちます。

理由は儀式だからです。
あるいは、祭りだからです。

今はどうなっているのか知りませんが、当時の中央官庁はどこでもこんな感じ(あるいはこれ以上)だったはず。

なにせ大蔵省(財務省)は夜行性の生き物で、何かと夜中に活動する人たちが各省庁の予算を扱うため、その人たちと付き合うには昼夜逆転させないと、御機嫌伺ひとつ……いや、何よりも大事な御機嫌伺が上手にできないからです。

8月に提出した、翌年度の予算要求資料を受けた大蔵省が、査定結果を各省庁に内示するのは12月の年の瀬も押し詰まった頃です。

当時の私のような、局の会計担当の若手は、この時期は1週間庁舎で寝泊まりするのが普通でした。

職員同士で結婚する場合、お祝いパーティーで公開質問される「彼女との初お泊りはいつ?」には「予算内示」と答えておけば無難なのが定番スタイルでした。

11時まで内示がないなら、その間にひとっ風呂浴びて来よう。
合同庁舎に居住状態の私はそう考え、日比谷公園を抜け、クリスマスのリア充だらけのシャンテ前を通ってサウナ有楽に向かっていたというわけでした。

すべては年中行事である“予算内示”という儀式(祭り)のためです。
posted by 四緑文鳥 at 10:36| Comment(0) |   一匹狼的上司のウルトラセブン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

軍師じゃなきゃ意味がない(16)〜柘植久慶【逆撃】シリーズから『武田家3部作』

人の命(代表すれば信玄の弟・武田信繁)がかかっているというのに、悲劇を引き起こす山本勘助の「啄木鳥戦法」を否定できないのが辛い。

それも、勘助がまだ具体的な戦法を表明していない時点では、勘助否定の論旨も明快にならない。
ただ突っかかってるだけと、信玄に誤解されるのがオチです。

御厨自身が勘助の考えを先取りして啄木鳥戦法の骨子を話し、彼の口を封じることはもちろん可能です。

しかし、もしそれを信玄が「面白い」として採用してしまえば、結局勘助の提案が採りあげられたのと同じことになってしまう。

何でも知っていることが万能なわけじゃない。

知っていることを、誰にどうやって伝えれば、知識の価値を活かすことができるのか。
そこを考えたうえで披露しなければ、無価値などころか被害をもたらしてしまう。


歴史知識が自慢にならない究極のエンターテインメント、柘植久慶さんの【逆撃】シリーズ。
戦国時代、元寇、楠正成、ナポレオン、ハンニバル、三国志…。
様々な時代、様々な場所で展開され、それぞれの史実に関心のある人にとっては、違った意味での感情移入ができる作品です。

なんだか、ただの宣伝みたいになってしまった。
クオリティの低い歴史話で若者をウザがらせるオジサンにクギをさすコンセプトなのに…
posted by 四緑文鳥 at 07:17| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月15日

新人支店長を弁護する(38)

『実は弱いゾフィーまとめ』
今回はただの説明回かも…

ゾフィーはしみったれ(その3)

冬の寒空とリア充は正比例の関係にある。
いや、リア充はみさかいなく何とでも比例関係にある。

クリスマスイブの日比谷シャンテ前だけが例外ということはありません。
イブの夜、オシャレなストリートには、より一層リア充密度が増している。

そんな中、デカいスポーツバッグを提げ、足早に歩くスーツ姿の私の姿があった。
底冷えする夜にもかかわらず、コートを着ていないことが明らかなミスマッチ。
何組ものカップルたちが、通り過ぎる私をチラ見する。

私が向かうのは、当時まだ健在だった「サウナ有楽」。
時刻は午後7時頃のことでした。

「大蔵(省)内示は11頃になりそうだ」

大蔵内示とは、8月末に提出した次年度予算要求に対し、「この予算項目を認め、金額はこれだけ付けてやる」という、涙が出るほどありがたくないありがたいお達しです。

毎年、何時にこのお達しが出るかで何時に帰れるかが決まってくるので、時刻情報は安易にオープンに出来ないのですが、局の会計を担当する私には、その手の情報は早めに入ってきます。

どの局でも当初内示までは全職員を待機させているので、庁内(今でいえば省内)の空気感は日中と同じ雰囲気が漂っています。

当初内示(第一次内示)が済めば大半は帰宅させてしまうのですが、それまでは全員を待機させるので、夕食も役所(国民の皆様)持ちです。

大切な今日ばかりは、食費補助の金額は普段の700円から大幅アップの1,500円!

(今回、ゾフィーについて語っていないですが、説明回なのでご勘弁を)